オーストリッチの魅力とメリット
みなさま、オーストリッチの魅力をどれだけ知ってますか?
実はあまり知られていません。ゆえに、最近はやたらと
「オーストリッチ 売れない」ワードでNANAOBAGの検索ワードが引っかかっています。
多分私がどこかに巷のオーストリッチバッグは売れていないって書いたのでしょう。
そしてここにも書いたのでここにも辿り着くでしょうw(そうですそこのあなたですw)
うちも昔ほど売れてはいないですけど、
あーーもう売れないわ!オーストリッチ!!やめやめ!!
と感じるほど売れないとは思いません。
今回もオーダー募集をしたところ
もうすでにNANAtan だけで5件のオーダーをいただいています。
NANAtanとは某有名H社のピコたんをNANAOBAG風にアレンジしたデザインです^^
これがポカポカ入って使いやすいと好評でオーストリッチで仕上げるとまた
断然良い仕上がりになりますね!
他のデザインと悩み中の方を入れて、合計するとすでに12人オーダー依頼が入ってます。
NANAOBAGではお安く入手出来る時をチャンスに、
今オーダーチャンスです!!と間口を開けるので今オーストリッチオーダーチャンスで御座います。
まーこれは問屋さんの在庫状況にもよりますが、
なんでもまとめて取引したほうがお買い得にオマケもあるので、
是非この機会にオーストリッチに興味を持ってくださいますと嬉しいです。
要は、デザインと、オーストリッチの魅力をどれだけ説明出来るか、、、なのです。
オーストリッチはまずは、高級皮革として認識されているので
持っているだけでステータスを感じさせることが出来なければ意味が無いのです。
半分廃墟な百貨店の催事場に業者が倒産品みたいな鞄を大量に棚に並べて
皮革市!!なんてやってももう売れない時代ですよ。
百貨店のくせに床が汚くなってくるのが百貨店廃墟の入り口ですよw
深夜業者を入れて床をワックスがけすら出来なくなるというね。
そんなところに乱雑に並べられた鞄なんてもう売れない時代ですよ。
一点一点に丁寧に展示しないとだめなんです。一階のメインストリートに。
でも値段が30万40万なんて
もう売れない時代ですわ。(買う人いるかもだけどさ)
なのですがね、
もうね、これ色々間違ってて、売れない理由がねオーストリッチのせいじゃないんです。
売り手が分かって無いんです。
オーストリッチの品質が下がったわけじゃ無いんです。むしろ上げてます。
今めちゃくちゃ柔らかく鞣すことが出来てるしものがかなり良くなってますね。
まず、この素材にはステータスがある!というのを今一度再認識させていきたいですね。
30年前ぐらいに百貨店でバカ売れしたせいか、
その当時購入していた層が60歳代だったとして今もう90歳になってしまったわけですよ。
もう買いませんよね。90歳になったら。
20年前ですら、
60歳代といったらオーストリッチのバッグを持ったおばさまで世間は埋め尽くされておりましたから。
その年代の方ももう80歳代です。
このバカ売れに甘えて、若い層へのアプローチを一切してこなかったので
オーストリッチは衰退していくわけです。
私はこの仕事を始めたのが22歳ぐらいの時なので24年まえかな。
オーストリッチを知ったのも当時22歳ぐらいで、何が良いのかどれが1級でどれが3級なのか
わけが分かりませんでしたよ。
でもわからないからこそ使い始めたんですよね。
最初はこの粒々なんなんだよw鳥肌じゃんかよw
ぐらいに思ってましたけど、
オーストリッチの良さは使っていくと良く分かりました。
〜〜〜〜オーストリッチのデザイン性の進化〜〜〜〜
まずね、カッチリとしたバッグでも経年変化は美しくて良い艶が出て良い感じなんですけどね、
私はあえて普段使い出来るソフトなバッグを作りました。
裏に芯材も貼らないでオーストリッチの素材だけで仕上げたバッグです。
当時一枚使った少し大きめのトートで24万円ぐらいが
相場でしたね。5万円ぐらいだとクイルマークという粒が欠けた
ほぼ粒無しとかネックという首部分の細かい粒で出来たものだったりと
背面の良いクイルマークを綺麗に出しているオーストリッチの相場は
安いものでも16万〜34万ぐらいまでありましたね(ハイブランドだと100万越え)
やはりステータスとして持つので、粒が欠けることはなんか許し難いんですよね笑
そんな中わざと粒が欠けた型押しのオーストリッチとか出てきてて
え?粒が欠けた表現をあえて型押しでして、リアルをアピールしたいぐらいの素材なんだwというね
オーストリッチの当時のステータスの高さが窺えますよね。
そんな贅沢なバッグを持ってるので、電車の中では
おばさま達が「あの子のあれは本物なのか??」という目で
穴が開くやん!!ぐらいジロジロ見られたものです。
それぐらいオーストリッチの認知度は高く、ハイクラスな素材だったのです。
しかし前記したように、素材の良さを次の世代に継承出来ず=オバ素材というレッテルを貼られてしまったのも
オーストリッチです。
でもこれ日本だけなんですよ。
イタリアでは
かっこいいスレンダーな全身真っ黒なおしゃれなモード系ニーハイブーツを履いた
金髪の美女がオーストリッチのシンプルな袋もののショルダーバッグを
無造作に斜めがけして使ってるのを見て
これだ!!
と思いましたね。
ようはデザインが「サザエさん」であってはならないのです。
次は
〜〜〜〜〜オーストリッチのメリット、他の素材との違い、値段の価値〜〜〜〜〜
ですが、使ってみて思ったのはオーストリッチの丈夫さです。
オーストリッチは他の一般的な牛革の10倍は強いと思っています。
常連のお客様がご愛用くださったNANAOBAG
「これ使いすぎてもう疲れちゃったから同じデザインのものが欲しい」
と写真を送ってもらったり
修理依頼を受けたりするのですが、
「あ〜これオーストリッチだったらあと10年は使えたな」
と毎回思います。でもオーストリッチには無い面白さがその革にはあるんですけどね。
なのでやはり牛革よりはお高いですが、10倍は使えると思えば
コスパは最強なのです。良いものを長く使うことに関してオーストリッチは最高に最強です。
これが最大のメリットですね。そしてシンプルな素材なので飽きません。
また、かなり使い込んでファスナーが壊れ、裏地も交換しないとな、、、
ぐらいのバッグでもオーストリッチだと表革はまだまだ使えて
多少の色抜けはあるものの、パールな染料とか少しアンティック風にで染めてあげれば、
また綺麗に生まれ革りをしてくれます。
クロコダイルもその点すごく強いですね。
オーストリッチの表面のアップ写真を見ていただけるとわかると思いますが
縦横の###こういう肌模様が見えますよね。
繊維が######と格子状になっているので伸びにくく千切れにくく、破れににくいのだと思います。
またオーストリッチは「神様が間違えて作った鳥」とも言われていて
脳みそが眼球より小さいため
走り出したら止まらなかったり、
そのまま崖から落ちたり、木にぶつかってやっと止まるらしく、
それでも「あれ?なんかぶつかった??まあいいか」ぐらいに痛覚も鈍いらしく笑
そのため強靭な体に進化していったのかもしれません^^
また一般的な牛革と違って機械にかければ一発で薄く出来るわけではなく、
革の裏側はモケモケとした繊維がミルフィーユ状態で革漉きの機械に入れると
クイルマークという粒や繊維に引っかかって穴が開いてしまうリスクが高く
NANAOBAGではペンチで裏面の余計なモケモケをむしる作業を永遠に手作業でやっています。
ある程度綺麗にしてからじゃないと機械に通すのは危険で大変手間がかかります。
素材も粒は全体にあるわけじゃなく、背中にだけ大きな粒、手羽は細かい粒、
ネックも細かく柔らかいなど
1匹1匹部位によってそれぞれ違うので
牛革みたいにまるっと1匹薄くするという事が出来ないのもコストがあがる理由です。
また薄くしすぎるとクイルマークも潰れてしまうので
クイルマーク部分を傷つけないように裏側から邪魔なモケモケを永遠にむしります。(辛いです笑)
そして裁断に関してもクイルマークがもっとも綺麗に出るように、
一点一点職人が見極めてカットしないといけないので
これまた簡単には行きません。
流作業では作れず、職人の手作業じゃなければ難しい素材ということは
クロコダイルとは変わりません。
しかしクロコダイルよりも柔らかく軽くラフに持てるのも人気で
クロコダイルが好きなお客様が普段使いように(贅沢な話ですけど笑)
オーストリッチを愛用している方も多く
色々持ってるけど、
これが一番楽!というのがオーストリッチの良さだったりします。
色も豊富で発色が良く経年変化でより濃く艶やかになって行きますので
使い込むほど美しくなる素材でもあります。
まぁ
私からすると、もう空前絶後のオーストリッチブームは来なくていいと思っていて、
知ってる人は知っているニッチな素材であって欲しいと思っています。
90年代はおばさまおばあさま憧れのバッグでしたが
もうほとんど見かけなくなりましたね。
むしろそれが有難いと思っていて、
オーストリッチ=おばさんくさい、おばーさんのマストアイテム
という歴史を今アップデートして再構築していく時期だと思っています。
おしゃれでこだわりのある、ニッチな素材を知ってるひとが
この素材が持つ猛烈なメリットを理解して愛用するというのが
今の時代の素敵なスタンスかなと思います。
もちろん昔なデザインでは絶対だめ!
あえてざっくりとしたシンプルなマーケットバッグとか
カジュアルなショルダーバッグとか
素敵なクラッチバッグもおすすめです!
とはいえ、今はほとんどおしゃれなオーストリッチのバッグを日本で見かけないので
もしモードでカッコいいオーストリッチのバッグを誰かが作ったら
ジェラシーで狂ってしまうかも笑
ぉぉい!!ついに知ってしまったかぁぁ!この素材のポテンシャルをぉぉ!!!
そんなイケてるデザインで作らないでくれえぇぇ!!
みたいになりそう、、、、
ぐらいマイナーであってくれw(20〜50代の中では特にw)
そしてオーストリッチはやはり素晴らしい素材なので
ある程度のステータスではあって欲しいですね!
使ってみればわかるこの素晴らしさ!
ということで是非今回みたいな
お買い得なチャンスにお試しになってみてください!
たまにね、お買い得な買い場があるんですよ笑
NANAOさんが素材を爆買いする時は大体そういう時🤣
個人事業主の強みを活かして良い素材を仕入れるチャンスを逃さず頑張っていきたいと思います^^
ご新規様は是非NANAOBAGのブログをチェックしてみてくださいね!
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初めてのオーダーバッグも
NANAOBAGに御相談くださいね。
通販でも安心の親切ケアを
心がけています。
オーダーのお問い合わせは
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