紫に魅了される おしゃれな人が選ぶエキゾチックパープルとは
紫を選ぶ方はどんな方が多いのか??
NANAOBAGでも紫色のお財布やバッグは人気ですぐに売り切れてしまうことが多いのですが
実はあまり素材が無いのも紫で、牛革とか普通のシュリンクレザーというよりも
エキゾチックレザーなどの紫が好まれる傾向がNANAOBAGではありますね。
なのでオーストリッチの紫レザーやクロコダイルの紫革、リザード、パイソンなどが基本的に人気
無地の普通の牛革の紫のバッグをシンプルに製作したところで人気なのかは、、、まぁまぁ需要はありそうですね。
私の経験上紫を好む人は
お仕事をされている方が多いです。バリキャリ系か経営者、または投資家さんですね。
女性の投資家も結構多いです。
お仕事経営されながら、資産運用をされている方とかも。
あとはコンサル系とかビル経営とか、お医者様の奥様とか。
ハイクラスな方や、インテリジェンスな方が多い傾向です。
ブラック、グレー、ネイビー以外の色ものを持つなら、、、紫
といういつもブラック系でモードな方も多いですね。
ピンクだとちょっと可愛すぎる。
グリーンだと少し地味すぎる。
となると、ターコイズか紫を選択される方が多い中、
ターコイズよりも落ち着いている、ビジネスシーンやハイクラスなシーンでも
浮かずに個性的な主張が出来る紫に行くのだと思います。
ターコイズはどちらかと言うとバカンスな雰囲気によく合います。
紫は講義などをする方にも、そういった会場に持っていっても悪目立ちせず
しかし地味で営業やリクルートな雰囲気にならずに、知的に個性をアピール出来るお色でもありますね!
私は服がカーキかチャコール色になりがちなので、
そういうアース系のお洋服な方にも紫やデニムブルーなどが差し色には
素敵になるかと思います。
実は紫が向かない方もいて、よくクロコダイルをオーダーしてくださる、
世界的なオペラ歌手のお客様に
紫をお持ちでは無かったので「紫はいかがですか?」と聞いたところ
イタリアでは紫は舞台ではタブーらしく、不吉な色とされているらしいです。
紫を持ち込むだけでめちゃくちゃ怒られるとか。
なるほど。お恥ずかしながら知らずにお勧めをしてしまいました。
しかし、世界で活躍されているバレリーナ一族のお客様もいらして、
その方は素敵な紫好きで、いつも綺麗なラベンダーカラーをお召しになったりお持ちになったり。
バレエもイタリア発祥なのに、オペラではタブーでバレエではタブーでは無いのだなと、
色の不思議を感じますね!
ちなみに、うちの娘も紫のレオタードでバレエを踊ってます笑
マゼンタと紫の中間みたいな色。
私も子供の頃同じ色の水着を母親に買ってもらって着ていました。
幼少のころから私も実は紫狂で、大きな薄紫のリボンが一番のお気に入りだったし
中1でもラベンダー色の自転車に乗ってました笑
和装を楽しまれる方も紫の小物やお着物を上手に着こなされてますよね。
日本美にも藤色や紫は欠かせません。
紫は仏教でも一番地位の高い崇高な色で、
歌舞伎の世界でも高貴な色として位置づけられています。
紫には『気品』『優雅』『風格』などいろいろありますが、
聖徳太子が制定した『冠位十二階』では、官吏の身分や功績などを色で表しており、
その最高位にも『紫』が使われていました。
古代の日本から高い地位を表す色として使われていたといいます。
なので紫のお財布や鞄を求められる方は
「仕事運」を求めている方が多い印象です。
お金を求めるのではなく、良い仕事をして結果としてお金がついてくる。
そんな気品高い感性の方が多いのではないでしょうか。
「お金がもらえるのならなんでもいい」 のではなく、
仕事に対しても高貴な気持ちのある方が多い印象です。
なのでそこにインテリジェンスな魅力も加わって
品の良い大人な雰囲気が加わり、
芸術的な感性も敏感に備わった方が多いですね。
印象としては天性から備わった美意識を感じます。
仕事、人間性、感受性、芸術性などとても感性の優れた方が多い印象です。
結果、紫色を好むのはお金持ちの方が多いですね。
そうなのです。
なので紫=チープ なものは逆に売れないんです。求められてない。
紫=気品と知性の高尚さが求められるので、
安っぽい素材の紫はむしろアウトなんですよね。
安っぽいとヤンキーになってしまうわけです。昔懐かしの笑
昔はヤンキーといったら紫でしたよね笑
なのでNANAOBAGで求められる紫の素材も
エキゾチックレザーに偏ってる。
そしてそれが中々無いんですよ。
紫のオーストリッチは今回3枚手に入りましたが、即日予約完売、
手持ちのアリゲーターの紫も予約品、
たまに一般販売用にパイソンやリザードのバッグを発表したら即完売です。
紫は入荷したら即座に行き場所が決まって来ます。
そんなに売れるならもっと沢山作ればいいんですけど
なかなか無いんですよね。これっていうのが。
あったらすぐ仕入れるんですけど(クロコはお安い出物しか私は仕入れないんで笑)
今も紫の素材でのNANAtanのオーダー依頼をいただいているのですが
オーストリッチ以外で、、、とのことで、
偶然あったのがシャムクロコダイルの40cmサイズ。
NANAtanを作るには40cmサイズのクロコダイルが2枚必要なので(写真掲載しておきますね)
これまたレアで偶然あったのがシャムの柔らかい高品質なお高いタイプ(オーダーじゃなくちゃ仕入れないw)
パイソンは今探してはいるのですが 25cmの小ぶりなものらしいので2匹あれば
NANAtan一点作れるかなというところ。
パイソンでNANAtanは作ったことが無いので良い機会だと思います。裏スエードにしたら良い感じになりそう。
でもやはりクロコダイルの存在感も捨て難いですよね!
リザードは全滅ですわ。
ちょっと前はさ、リザードの染める前の革とか何枚か抑えられたのだけど
オーストリッチも売れない
リザードもどうやら売れないのかもしれないw
リザード革も在庫全然無いわ。つか染める前の革すら無い。
まぁリザードはさ、クロコダイルみたいに頭も尻尾も無いんで
腹しか使えないし、バッグ作るのにリザードだけでとなると5〜6枚必要なんですよね。結構大判のものが。
そうするとクロコダイル買う方が実は安くなる可能性も高いというね。
でもクロコダイルにはこの金額だせるけど、リザードがこの値段ならクロコにするわ!ってなるじゃん。
それがリザードの辛いところよ。
クロコダイルなら大きめ1匹で作れるバッグがリザードだと5枚必要になるのよ。
で高く売れないから利益率悪いし、使われなくなる、、、
ぶっちゃけオーストリッチよりもパイソンよりも扱いにくい。
なぜなら40cmとか大物にすると鱗固くなるしさ。カピカピでカルシウムが石化してんのよねw何歳なんだかw
小さいと何枚も必要だし継ぎはぎになるしさ、、、
過去にリザード革のバッグ買った人は大事にされたほうがいいですよ。
NANAOさん最近全然リザード使わないでしょ。
革としてはかなり丈夫で良いんだけどさ。
無いのよね(探してもいないんだけど笑)
このサイトはオーストリッチ売れないで検索した人がもう150人ぐらい来てるので
(どんな検索ワードよりも多いというw)
リザード売れない 層も検索してここに来るかどうか
リザード革売れないを連呼しておこうと思いますw(特に利益は無いけどw)
というわけで、話がそれましたけど、
そもそも流通量が少ない
リザード、パイソン、クロコダイル、アリゲーター、オーストリッチ
さらにベーシックカラーに比べて明らかに生産量が少ない紫となると
かなり希少となって来ますね。
エレファントも紫とかあればいいんだけどね〜。
無いんだよね〜〜。紫。
これ読んでる革の生産者の方がいましたら、
是非素敵な紫の素材をどんどん生産してほしいですね。
紫好きですよ。日本人。とくにおしゃれでこだわりのある裕福層が!笑
あーでもね、量産されると、気持ちが離れちゃうのよw裕福層は!!笑
難しいですね。商売って。
素材が無いんじゃ作れない。
以上現場からでした。